オーナーの経歴

 愛知県旭丘高校卒業後、岐阜薬科大学にて薬学を学び薬剤師免許および薬学修士を取得。

 武田薬品にプロセス化学の研究職として就職後、薬学博士を取得。四半世紀以上、医薬品の研究開発に携わり、2008年にはサンディエゴに駐在。

 2019年に脱サラして、大阪の北新地にてBar Avalonをオープン。

 2020年のコロナ禍によるバーの経営難のため、副業で薬局薬剤師をしながら、現在に至る。

 


Bar Avalon誕生の背景

 食べ歩き、飲み歩きが好きだったオーナーは、いつの頃からか自分のバーを持ちたいと思うようになったのですが、それは、バーでの人と人とのコミュニケーションの幅が大きいので仕事のイノベーションにつながること、また逆に、一人で静かに過ごしたい時にも使えるという癒しの側面もあり、そういったバーの良さを自ら提供したいと思ったからなのです。
 一方で、バーで同席する方のタバコの煙で美味しいお酒や料理が台無しになるのがもったいないと常々思っていたので、周りの方からは非常識と言われながらも禁煙バーという形態にこだわりました。(愛煙家の方々には心苦しいのですが、いつも快く1階の外までタバコを吸いに行っていただいており、本当にありがたい限りです。)
 また、お酒を飲まない方も集えるバーにしたくて、ノンアルコールも各種取り揃えました。

 

Bar Avalonのこだわり

 バーのオープンに際し、他のバーと差別化できるコンセプトを考えたところ、オーナーの強みは前職でサンディエゴに駐在してた経験があるので、日本で唯一無二のサンディエゴをコンセプトにしたバーにすることにしました。

 オーナーがサンディエゴから連想して、バーの3本柱としたクラフトビール、ジンファンデル、アボカドについて解説します。

 ちょうど日本でもクラフトビールがブームになりつつありますが、サンディエゴは世界のクラフトビールブームの発端でもあり、クラフトビールの聖地と言われています。ならば、クラフトビールはサンディエゴのものしか置かないというこだわりを貫いています。

 また、サンディエゴではカリフォルニアワインも日常的に飲まれていて、その中でも初めてサンディエゴのワイナリーでテイスティングしたジンファンデルというカリフォルニア特有のブドウ品種が果実味が強くてとても美味しかった経験から、皆様にもジンファンデルを知って欲しくてジンファンデルを中心に置いてあります。

 フードに関しては、サンディエゴはメキシコ国境の街なので、メキシコ料理屋も多く、アボカドもよく食べられることと、バーの近くにメキシコのアボカドを輸入販売するお店があったことから、各種アボカド料理を提供しています。